学習室スピカでは、「テキストの学習」をどのように「問題演習」につなげていくかを指導しています。
頭の中を引き出しにたとえてみましょう。引き出しにいくら価値あるものを詰め込んだとしても、引き出しを開けられるようにし、中身を使えるようにしなければ、意味がありません。
引き出しの中を確認し、足りなければ補充する、間違ったものがあれば修正する、整理整頓し、どこに何があるのかをわかりやすくする、などの作業を繰り返して、価値あるものをすぐに取り出せるようになるのです。
そして、使い込むほどに開閉は滑らかになり、多くの知識を詰められ、取り出しやすくなる引き出しになるでしょう。
ただし、引き出しに何も入っていなければ、価値は取り出せませんので、入れる作業からしっかりとすることをおすすめいたします。
映像学習は、インプットには最適な学習方法です。
しかし、その後のプロセスにおいて、その知識を活用できるか活用できないかは生徒次第になってしまいます。
そこで、定着・引き出すには、生徒のアウトプットの方法を観察し、間違っていれば、すぐに指摘し、模範である解き方を見せ、修正させるという繰り返しが必要です。
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