期末テストが近づいてきました。中学生は今月末、高校生は来月前半でしょう。まだまだ先と思っていた生徒は、今からテスト対策していきましょう。何をすれば?と疑問になる方もいるでしょうからアドバイスをしますね。
まずは、一般的な対策方法を紹介します。
定期テスト対策には、以下のステップを踏むことが効果的です。
1. 事前準備
スケジュールを立てる: テスト日程から逆算して、どの科目をどの日に勉強するか計画を立てます。
教材の整理: 使用する教科書、ノート、参考書、過去問などを用意し、すぐに取り出せるように整理しておきます。
2. 内容の把握
範囲の確認: テスト範囲をしっかり確認し、出題される可能性の高い箇所を把握します。
目標設定: 各科目ごとに目標を設定し、どの程度の得点を目指すかを明確にします。
3. 基礎固め
基本事項の復習: 基礎的な事項や公式、定義などをまず復習し、しっかり理解して覚えます。
問題集や過去問の活用: 問題集や過去問を解き、解答の解説を読み込むことで理解を深めます。
4. 応用力の強化
応用問題に挑戦: 基礎が固まったら、応用問題にも挑戦し、実戦的な問題解決能力を養います。
模擬テスト: 模擬テストを実施し、時間配分や解答の順序を実際のテストに近い形で練習します。
5. 不明点の解消
質問する: 分からない点があれば、積極的に先生や友人に質問して解決します。
グループ学習: グループで学習することで、お互いに教え合い、理解を深めます。
6. コンディションの調整
休息とリラックス: 十分な睡眠を取り、適度に休憩を入れることで、集中力を保ちます。
体調管理: バランスの良い食事と適度な運動を心掛け、体調を整えます。
具体的な科目ごとの対策
数学: 公式や定理を覚え、典型問題を繰り返し解きます。問題を解くプロセスを理解することが重要です。
英語: 単語や熟語を覚え、長文読解やリスニングの練習を行います。文法問題も繰り返し練習します。
理科: 重要な概念や原理を理解し、実験結果やグラフの読み取り方を練習します。計算問題にも取り組みます。
社会: 重要な歴史的事実や地理的知識を覚え、資料の読み取りや論述問題の練習をします。
これらのステップを実践することで、効果的に定期テスト対策ができるでしょう。自分に合った方法を見つけ、計画的に取り組むことが大切です。
計画をどうやって?と疑問になる方もいるでしょう。日程表に教科を書くだけでもいいです。偏りのないようにしましょう。教科が多い時はなおさらです。できれば、教科書、問題集のページを書き出せればいいでしょう。ただし、計画にあまり時間をかけてはいけません。細かすぎる計画は修正がきかなくなります。
次は、実践あるのみです。いつやるのですか?今でしょ!とりあえず提出課題をやりましょう。それと、教科書は読んでくださいね。テスト範囲表には必ず教科書のページが書いてあるはずです。提出課題を仕上げたら、何をしたらいいの?と疑問になる方もいるでしょう。間違った問題の解き直しをしましょう。テストで点数をとれる生徒は必ずやっています。解けるようにしています。
わからない問題があったらどうしますか?解説を読んで正しい解答を作成しましょう。最初は丸写しでもいいです。しかし、答えを丸写しするだけでは解けるようにはなりません。自分が書いた解答を理解していないと感じたら、他の方に聞きましょう。親、姉兄が教えてくれればいいですね。学校の先生に質問するのもいいでしょう。塾の先生に質問するのもいいでしょう。ん?塾に何のために行っていたのですか?問題が解けるようになるために行っていたのではないですか?これまで塾の勉強は無駄だったのですね。最もあなたに必要なことは、自分で勉強をし、わからないところだけを解決できるところです。そうすれば、効率的に学習をすすめられたはずです。
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